プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャ

 

 プロジェクトマネージャとは、情報システムや組込みシステムの開発プロジェクトの責任者として、プロジェクトの計画、実行、運営、管理業務に携わり、プロジェクトを円滑に運営するための分析評価、およびリスク管理などを行なう職業です。

 

プロジェクトの計画と実行における総合的な責任を持つ者に与えられる国家資格で、プロジェクトの開発や推進を
行っていく上での技術と知識が求められるのはもちろんのこと、系統的な経営管理能力ならびにプロジェクト構成員の意見をまとめ、円滑に運営していく能力が要求されます。

 

プロジェクトマネージャの業務の中で、その要となるものは、プロジェクトの実行に影響を及ぼすリスクを認識し、それを最小化することです。

 

プロジェクトの運営を円滑に進めていくには、支障となるリスクを取り除かなければなりません。
リスクを最小限に抑えるために、プロジェクトチーム内でコミュニケーションを活発化させ、チーム構成員の意見を引き出しながら議論を展開させていくことも重要な役割の一つです。
言ってみれば、システム開発計画を円滑に進めるための全ての役割を果たす総合、総括的な責任者であると言えます。

 

プロジェクトマネージャの試験は、毎年4月の第3日曜日に行なわれますが、午前の試験は選択式、午後の試験は記述式と論文式(小論文)に分かれています。

 

合格率は7%程度と専門職の中では低い方ですので、独学での資格取得は難しいと思います。
やはり講座を受講するのが合格への最短距離になりますが、企業が自ら行なっている通信講座やオンライン講座もありますので、ネットで検索して自分に合った講座を見つけたらいいと思います。
プロジェクトマネージャの資格に対する評価はIT業界内では非常に高く、企業が「社員に取らせたいIT資格
」として、2005年からずっと1位の座を守っているそうです。

 

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