第一種電気工事士

第一種電気工事士

 

 第一種電気工事士とは、電気使用のために設置された500kW未満の中小工場やビル、高圧受電の商店などの一般用電気工作物、および一般家屋や小規模商店などの自家用電気工作物における漏電、その他の事故を未然に防止し、電気を安全に供給するために、電気設備の工事に関する専門的な知識を有する技術者に与えられる資格のことです。

 

この資格は転職に強いといわれ、電気工事関係に数年間携わっている人にとっては取得は必須のようです。

 

試験は財団法人である電気技術者試験センターの主管の下、1年に1回実施されますが、受験資格に特に制限はなく誰でも受験できます。

 

試験には筆記試験と技能試験の2つがあり、技能試験は筆記試験の合格者及び筆記試験を免除された者だけが受験可能となっていて、筆記試験の免除は電気主任技術者の資格保持者が受けることができます。

 

試験に合格した後、大学または高等専門学校の電気工学科卒業者は3年以上、それ以外の場合は5年以上の電気工事の実務を経験すれば、申請することによって都道府県知事より免状が交付されます。

 

第一種電気工事士の資格は、人気があるため講座も多数開設されています。通信講座の受講料は4ヶ月で2万5千円ぐらいですので、公務員の講座に比べたらかなりお得な価格設定ではないかと思います。

 

独学で勉強するよりも詳しく学べて、しかも価格がリーズナブルですので、資格取得を目指している方には是非ともお勧めです。
料金の中にはもちろん参考書の代金も含まれていて、基礎的な電気工事に関する知識の解説から模擬試験に至るまで、学習のプログラムに組み込まれています。

 

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第一種電気工事士の資格講座は非常に人気があり、多数開設されています。講座内容は、基礎的な電気工事に関する知識の解説から始まって模擬試験などもあり、実践的な内容が学べます。
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