応用情報技術者

応用情報技術者

 

 応用情報技術者とは、高度なIT人材としての方向性を確立し、そのために必要な応用的知識や技能を持った者に与えられる資格で、主にプログラマーやシステムエンジニアの方を対象としています。

 

業務内容は、情報システムの開発プロジェクトにおけるソフトウェア開発の工程で、外部仕様に基づいて内部設計書やプログラム設計書を作成し、開発、テストを行ない、この一連の流れを担当します。
以前はソフトウェア開発技術者と呼ばれていましたが、平成21年の試験制度改変に従って、応用情報技術者という名称に変更されました。

 

試験は年に2回、4月と10月の第3日曜日に行なわれます。午前と午後に分かれ、午前の試験は選択式、午後からは記述式となっていますが、選択式での出題範囲はテクノロジー、マネジメント、ストラテジの分野に分かれていて、幅広い知識が要求されます。

 

合格圏は60点以上で、合格率は平均14〜5%と中堅レベルです。
情報処理技術者試験の中では、高度情報処理技術者試験には及びませんが、基本情報技術者試験よりは難易度が高いスキルレベル3に該当します。

 

応用情報技術者の資格は、関連サイトでの通信講座や教材が多数揃っていて、また企業でも独自的に講座を開いているところが多いので、そのような講座を活用しながら、本格的に試験に備えていけば、合格も充分に狙えると思います。

 

特に講座を受講した場合、合格率が20〜30%にもなるという統計が出ているそうなので、独学で勉強するよりは講座を受講したほうが確実です。
またソフト制作会社においては、この資格の取得者は引っ張りだこの状態なので就職にも有利ですし、会社によっては資格手当ての出るところもあります。

 

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