総合無線通信士
総合無線通信士とは、電波法によって定められた無線電信や無線電話などの無線設備の操作、又はその監督を行う無線従事者に与えられる資格の一つで、一般的に略して総通と呼ばれていますが、以前の名称は無線通信士でした。
総合無線通信士の資格を取得すると、陸上、海上、航空におけるあらゆる無線設備を広範囲にわたって扱うことができ、操作範囲によって第一級と第二級、第三級とに分けられます。
その中でも第一級総合無線通信士は、国際航路を就航する船舶なども含んだ無線通信業務全般にわたっての操作を行なうことができ、無線従事者の資格としては最高の位に位置しています。
また国際標準化された制度に基づいているため、国際的にも通用し、その位置づけが認められています。
総合無線通信士の資格は、通信技術のエンジニアの方が多く所有し、また携帯会社にも資格を所有した方はたくさんいるそうです。
総合無線通信士は総務省管轄による国家資格で、試験の合格率は5%と難易度は多少高めですが、今後、情報通信会社が通信体制の国際化を図るために、資格を所有した人材を多く求めるのではないかと思われます。
資格を取るためには、やはり講座の受講が最も適していると思いますが、通信講座にはテキストを中心に学習する方法と、配布されたDVDを見ながらビデオレッスンを通して学習を進める方法の二通りがあります。
どちらの方法を取るべきかといえば、パソコンのないところでも常に勉強のできるテキストを使ったほうが、時間的にも効率がいいと思いますのでお勧めします。
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