情報検定
情報検定とは、財団法人専修学校教育振興会によって実施されている文部科学省後援の公的資格で、情報通信技術に関する能力を評価する検定試験です。
かつては情報処理活用能力検定といい、通称「J検」と呼ばれていましたが、今でもこの名称は使われています。
検定試験合格者は、一部の高校での入学優遇措置、また大学、短大、専門学校などの教育機関では、履修単位としての認定を受けることもできます。
情報検定の資格は情報活用試験、情報システム試験、情報デザイン試験の三つの種類に分類されますが、それぞれの分野によって得られるスキルは異なります。
情報活用試験は1級〜3級に区分され、パソコン操作に関する基礎的な知識やセキュリティに関する内容が出題されます。
関連資格にはカスタマエンジニア、オペレータ、営業、事務などがあります。
また情報システム試験は基本スキル、プログラミングスキル、システムデザインスキルの三つに分かれていますが、プログラムの開発者向けとして、プログラミングからパソコンを支える技術までが出題されます。
関連資格にはプログラマ、システムエンジニア、ネットワークエンジニアなどがあります。
そして情報デザイン試験には共通科目、ビジュアルデザイン分野、インタラクティブメディアデザイン分野、プレゼンテーションデザイン分野がありますが、デザイナ向けの試験として、デザインや表現に関する問題が出題されます。
関連資格にはウェブデザイナー、ウェブプログラマーなどがあります。
試験は前期と後期に分かれていますが、前期の日程は情報システム試験が6月の第3日曜日、それ以外の試験は9月の第2日曜日に指定され、後期の日程は、やはり情報システム試験が12月の第2日曜日に、それ以外の試験は2月の第1日曜日に行なわれます。
情報検定の中でも、情報活用試験は合格率が高く、独学での取得も可能であると思われますが、合格を確実に望まれるなら、やはり講座の受講がおすすめです。
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