ボイラー取扱者

ボイラー取扱者

 

 ボイラー取扱者とは、ボイラー取扱技能講習を修了した者、あるいは小型ボイラー取扱業務特別教育を修了した者に与えられる資格の総称ですが、小規模ボイラー、小型ボイラーに関する操作や故障時の修理など、一定の作業を取り扱う上で必要となります。

 

取り扱い可能なボイラーとしては、学校の給食室でのお釜や食器を洗う機械の蒸気、および温水を供給する時に使われるボイラー、クリーニング業や皮革製造業などでの蒸気および温水を供給するときに使われるボイラー、病院やホテル・旅館、または銭湯や健康ランド、サウナなどの施設で主に給湯や空気調和に使われるボイラーなどになります。

 

受験資格に学歴の制限はありませんが、年齢制限は18歳以上となっています。試験を受けるには、まず社団法人日本ボイラー協会の主催で行なわれる講習を受けてから、修了試験を受けることによって資格の取得が可能です。

 

講習には学科だけの技能講習と、学科と実技が含まれる特別教育があり、受講日数はどちらとも二日間となっています。
ボイラー取扱者の資格取得後に実務経験が4ヶ月以上になると、2級ボイラー技士の受験資格が得られますので、次の段階に上がるためのステップとして受験する方も多いようです。
難易度もそれほど高くはなく、比較的取りやすい資格といえるでしょう。

 

講習を受ける前にあらかじめボイラーの基礎的及び専門的な知識を身につけておく必要があります。

 

そのためには通信講座の受講が最も近道ですが、講座を開いているところがあまり多くはありません。
それでも検索窓に「小規模ボイラー取扱者 通信講座」と打ち込むと講座を紹介しているサイトがいくつか出てきますが、ユーキャンの講座での取得が可能となっています。
受講期間は大体6ヶ月ぐらいで、他の専門職の資格に比べたら割と長い方であるといえます。

 

スポンサード リンク

ボイラー取扱者関連エントリー

ボイラー取扱者
ボイラー取扱者とは、ボイラー取扱技能講習を修了した者、あるいは小型ボイラー取扱業務 特別教育を修了した者に与えられる資格の総称です。