データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストとは、企業や組織における情報システム全体のデータ資源をデータベース化し、情報システム開発プロジェクトにおけるデータベースの計画・設計・構築・運用などを行い、データベースを有効に使用できるようにする情報管理業務に従事する資格のこといいます。
データベースを固有技術としながら、専門家としてデータベースに関連した技術の支援を行います。
以前はテクニカルエンジニア(データベース)と呼ばれましたが、平成21年に新しい試験制度の導入によって、データベーススペシャリストに変更されました。
最近は通信講座などを通して学習すれば、自宅のPCでも簡易的なプログラムの作成は可能になってきていますが、プログラミングよりもわかりやすい資格ということで、データベーススペシャリストが人気があるようです。
簡単なプログラミングが組めれば、自分専用のソフトを作ることもできますが、ソフトを構築するためにはデータベースが必ず必要となってきます。
それでデータベースがプログラミングに便乗して、人気が出てきているのだと思われますが、資格を取得して情報に関連したソフトを作れば、それを他人に販売することもできるので、活用の幅が広がってきます。
また就職においても、ソフト開発を行っている業者で、この資格の所持者は優遇されています。
試験はSEの中でも、主にデータベースの設計担当者や管理責任者を対象としたものであるため、難易度は相当高く、データベースに関連した試験の中では国内最高水準と言えるほどです。
合格率も7%前後と低くなっていますので、独学での取得はほぼ難しいと思われます。
従って、やはり講座を活用するのが一番の近道になりますが、いきなりデータベーススペシャリストの講座を受けるよりも、まずはデータベースについて基礎的な知識を学ぶために、データベースソフトウェアを開発・提供しているオラクルというアメリカの企業が、自社の製品を扱う者に認定しているオラクルマスターという資格講座を受講して取得するのも一つの手です。
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